さとまも談義|テクノロジーと体験とアートと

テクノロジーとビジネスと人の関係性にずっと興味があります。アートやダイバーシティのキーワードも含めて、世界がどう変わっていくか、変えていけるかをお酒を飲みつつ考えるブログ

日本人の文書作成能力の低さ

相方の日記に触発されたわけではないが、会社でも日本人のライティング能力のお粗末さについて話題に上った。

有名な話かもしれないが、米国のハイスクールでは、ロジカル・ライティングについて必修になっており、論理的な文書を書く訓練をみなが受けている。

それに比べ、日本はどうだろうか。
高校の時の国語の授業を思い出して欲しい。

少なくとも、俺の受けた教育は、古文や漢文を読んだり、現代文を読んで行間に思いを巡らせたり。
日本の国語ってそういうイメージではないだろうか。
文法などはちょろっとは勉強するが、なるほど、「文章」を上手に書く知識は得にくい環境にありそうだ。

小説家などアーティストの立場なら、求められる能力は違うだろうが、一般の人々が求められるのは、分かりやすく、意図が間違いなく伝えられる文書作成技術ではないだろうか。

社会人になると、現場で叩かれて、なんとなくこのスキルを身につける人が多いと思うが、自主的に学習している人はどれくらいいるんだろうか。


上手な文章がかければ、きっと普段話す内容も整理されて伝えやすくなるし、その逆もしかり。
数学ができない、理科ができないのも問題だけど、文章能力の低下も日本教育の課題の一つなんじゃないのかな。