さとまも談義|テクノロジーと体験とアートと

テクノロジーとビジネスと人の関係性にずっと興味があります。アートやダイバーシティのキーワードも含めて、世界がどう変わっていくか、変えていけるかをお酒を飲みつつ考えるブログ

言語の壁はなくなりつつある? /Have language barriers been disappeared?

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こんにちは、佐藤守(さとまも)です。
社内のブログ当番で、こんなテーマについてブログを書いたので、こちらにも。
最近入手した便利ツールから発想して、英語にまつわるテーマにしたいと思います。

外資系企業で越えなければならない壁

その一つは、英語でしょう。
Digitalの最前線は残念ながら、欧米。先進情報を得るためには、英語の読み書きは欠かせません。読むこと(Reading)については、数年前に比べればずいぶんと楽になった、というのが僕の所感です。それはひとえに、Google翻訳の登場と精度向上を含めた翻訳アプリの充実という寄与が大きいです。

先日ビックリしたのですが、スマホ版のGoogle翻訳では会話を音声認識して、翻訳してくれる機能があり、さながら逐次通訳のようでした。ソフトウェアの進歩だけではなく、今後は専用のハードウェアの進化も容易に想像できます。ドラえもんでいうところの、翻訳こんにゃくの世界がやってくる日は近いのかもしれません。

(参考)言葉の壁は崩壊寸前-翻訳ツールが切り開く未来
http://m.jp.wsj.com/articles/SB12751571096197434046704581513822727370338?mobile=y

さて一方で、書くこと(Writing)についてはどうでしょうか?
みなさん、日常生活で英語を書く機会というのは、どの程度あるでしょうか。
僕は幸い?ながら、2013年から外資系のクライアントを支援することになり、それ以来、英語を書くことが必須となりました。メールも資料も全部英語という環境下ですが、ここではGoogle翻訳があまり役には立ちませんでした。

伝えたいことを日本語で表現すると、英語としては不自然になることが多く、うまく翻訳ができないことが多々あります。これはGoogle翻訳が悪いわけではなく、結局英語での表現や言い回しをうまく表現できていない入力者側(僕)の問題なんですね。

しかし困りました。「自分が書いた英語って合ってるのかな?」というのを検証するのが、思いの外、難しいのです。しかし、そういう悩みもDigitalメンバーなら、やはりテクノロジーで解決ですね。最近、たまたまですが英文をチェックしてくれて、さらにはより自然な英語にリフレーズしてくれるという神ツールに出会ったのです。みなさんもすで使用しているでしょうか?

■Ginger
http://www.getginger.jp/#about

イスラエルのスタートアップが作っているソフトウェアです。
「オンライン上でネイティブが使う1.5兆もの英語フレーズを独自に解析。解析したデータに基づき、チェックした英文をより自然で正しい英語に最適化できるのです。」(上記Webページ抜粋)

なんということでしょう、素晴らしい!

実際に使ってみると、前置詞の用法を指摘してくれたり、リフレーズでより滑らかな英語にしてくれたりなど、とても役に立っています。このツールも活用して、クライアント向けの正式資料では、よりフレーズを吟味するようになりました。
まだ目に見える効果はありませんが、段々とクライアントも僕の英語が、(多少は)まともになったことに気づくのではないでしょうか。

 

◆ソフトウェアとして面白いところ

このソフトウェアはどのように作られているか・・・と考えるに、1つはユースケースの設定が面白いということに気がつきます。先ほど述べたように、あくまで英語を書いてみたけど、これって正しいのかな?という不安を解消するためのツールです。英語が読めない~という次のステージに来ないとは気づきにくいですが、日本だけではなく、非英語圏の人には共通の課題であり、まだ解決されていない課題にうまくリーチしながら、それなりにユーザー数も期待できる市場選定。うまいところに目を付けるな~と、とても感心しました。

ところで、このGinger Softwareという企業。イスラエルの至宝と呼ばれるシリアルアントレプレナー(次々に起業する人)のヤエル・カロブ氏がCEOを務めています。こういった優秀な人材が世界にはたくさんいるんだな、と思うとワクワクすると共に、英語が・・・なんて言っていないで、どんどん繋がっていかないと、我々のミッションでもある「Digital Disrupt」には到底行き着かないな・・・と考えさせられました。

 

◆最後に・・・だって人間だもん!

ビッグデータ自然言語処理の発達は、僕のような英語が不得意な人にも、一定の英語能力を与えてくれています。ただし、やはり言語というのは人間を人間たらしめる要素の一つ。翻訳こんにゃくの登場を待つ前に、そんくらいやってやろうじゃないか、と闘志を再燃させましたとさ。

おしまい。

 

Windows 10のネットワークファイル共有

あまりgoogleしてもヒットしなかったので、Windows 10にアップデートしたら他のWin7 PCからネットワーク共有フォルダに接続できない場合。

 

我が家の場合は、パスワード入力画面が出てきてしまい「?」となっていました。どうやらバージョンアップした際に、新しい設定に切り替わってしまったようです。

結局、下記の赤線で囲ったところの設定を変更したらアクセスできました。

ご参考まで:)

 

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The result of my Strength Finder - ストレングスファインダーの実施結果

噂には聞いていたストレングスファインダー。夜中に目が覚めてしまったので、ふと実施してみました。自分の強みTop 5を出力するケースで実施してみたのですが、僕の特性が上手く捉えられているのではないかと、ちょっと感心。

 

(Top5の強み)

Woo:社交性

Communication:コミュニケーション
Individualization:個別化
Self-Assurance:自己確信
Connectedness:運命思考

 

運命思考に裏付けされた人との繋がりを大切にする特性や、個別の物語を見出し語る特徴、そして自分を強く信じる心。
そういった部分が僕の強みのようです。当たっているような気もしますね^^

 

(※Supplement:補足)

僕も分かりにくかった後半3点を簡単に補足します。

 

Self-assuranceは、自信(Self-confidence)とは若干異なっており、自身の能力だけではなく、意志決定や観点の独自性に対する絶対的な確信までも表すようです。頑固者、というわけではなく他人の考えや助言なども取り入ればながら、確信を深めていくような思考スタイルを取るようです。

 

Individualization:個別化というのは、人それぞれのユニークな個性に興味を持つという特性のようです。人間観察に優れ、個々人の人生における物語を理解しようとする・・・あまり意識したことがなかったけど、確かにそうなのかもしれません。

 

Connectedness:運命思考。心のどこかで超常的な意志の介在や、どこかで人は皆繋がっていることを意識しているらしいです。社交性を発揮するのも、そういった繋がりを感じているからこそ。未来志向の人々と話していると気持ちがリフレッシュするそうです。

 

ストレートに日本語化してあるものは、こちらをご参考。

Book: 『最速の仕事術はプログラマーが知っている』

今さらながら流行のMarkdown記法に憧れて…

仕事がもっと効率的に、さっさとできると良いよな…と思うことってありませんか? 僕は毎日どうしたもんかなと、試行錯誤しています。

そこでちょっと気になったこちらの本を読んでみました。

最速の仕事術はプログラマーが知っている

著者は、情報処理推進機構IPA)からも天才プログラマー/スーパークリエーター認定を受けており、今は株式会社ユビキタスエンターテイメント代表取締役社長兼CEOとしてご活躍されているようです。

読んでみた所感としては、ほとんどの内容はプログラマーだからどうこうというものではなく、一般的なライクハック・仕事ハックな1冊でした。いくつか感銘を受けた点を共有します。

明日には予定を入れない

自分の予定をコントロールするという観点で、かなり大事だと思いました。 ひっきりなしに会議が詰め込まれる僕の現状もこの方針を適用すると、少しコントローラブルなものになるかも…。

進捗会議はチャットで同時並行

進捗報告って、結局報告する時以外は話していないし、もっと効率化できるんじゃない?という疑問から始めたそうです。これは確かにそうかも。みんなで進捗書き込んでくれれば、一瞬で終わるしメモも残る。 来週から早速自分のチームで試してみたいと思います。

Wordで長文を書かない。Markdown記法が使えるText editerを使うべし

これはややマニアックですが、HTMLライクなフォーマットなどが簡単なタグでサクサク付けていけるという手法。 Wordの設定で無駄にイライラするようなら、僕もそうしたい。仕事で致し方ない場合以外は、テキストエディタを活用しようと思います。 (今はサクラエディタというツールを愛用しているが、Markdownに対応していないので)

んで結局…

どうやら全体を読んでみると、筆者の思いとして、プログラミングを通じて得られる思考方法(無駄を省く、同じ事は繰り返さない、"ハック"を常に考える)が、他の領域でも役立つことがたくさんあるのではないか? という着眼点のようでした。

僕らの仕事でも、ゼロベース思考っていう用語がよく言われますが、なかなか発想の軸を変えてしまうようなアプローチをするのは難しいですよね。必ずしも所与の条件だけを鵜呑みにしていれば良い、という局面だけではないので、柔軟な発想でこれからも臨んで行きたいと思います。イノベーションとかエクスペリエンスの仕事は特にそういう頭の使い方も重要かなと。

コンサルティングの仕事を始める人へのお勧め本

コンサルティングスキルの向上を個人的な目標にしており、何かお勧めの書籍はないか? という連絡を友人からもらいました。なるほど、良い機会だと思ったので、僕のお勧め書籍を整理してみようと思います。

<コンサルティング / Consulting>

・ロジカル・シンキング / Logical Communication Skill Training
(お勧め理由 / Reccomendation reason)
装丁が渋いのですが、内容はとても良くまとまっており、まさに論理思考の第一歩を学ぶのにちょうど良い一冊。社会人になったばかりの人から、新米コンサルタントまで幅広くお勧めします。

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 / Professional problem solving - skills and techniques 
(お勧め理由 / Reccomendation reason)
論理思考の基礎を理解した上で、これをどのように仕事に適用すれば良いのかを整理してくれています。コンサルティングの仕事を進める人には必ず読んで欲しい(もしくは基本として身につけておいて欲しい)一冊。これを知らないで、コンサルタントという肩書きで「講師(知識を教えたり、評論するだけの人)」をしている人が多い、というのが個人的な所感。

論点思考 / The BCG WAY 
(お勧め理由 / Reccomendation reason)
論理思考や問題解決の話に少し馴染んできたら是非読みたい一冊。論点とは何か、論点に集中することで短期間に大きな成果を上げることができる、ということを理解できると思います。コンサルティングファームの価値とは、まさに論点を提示できることに他ならないと最近は考えています。クライアントがこれをできるようになったら、コンサルティングファームの仕事もだいぶ減ってしまうでしょう。

ロジカル・プレゼンテーション / Logical Presentation
(お勧め理由 / Reccomendation reason)
久々に読み返してみると、「論点とは何か」「示唆とは何か」「クリスタライズしたメッセージってどう書けば良いのか?」など、新米コンサルタントが陥りがちな事項に丁寧に解説(答えではない)が書いてある良書。

<ファシリテーション / Facilitation>

ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 

(お勧め理由 / Reccomendation reason)
マジックの持ち方から、フリップチャートの使い方・レイアウトなど、これ一冊読んでおけば大体大丈夫。会議の進行などは話題の種別によっても異なりますが、ワークショップ的な会議が一番ファシリテーションが難しいと思うので。会議そのものをどのように設定すべきか、進めるべきか、については、「すごい会議」などもお勧め。

<プレゼン / Presentation>

パワー・プレゼンテーション / Presenting to win 

(お勧め理由 / Reccomendation reason)
プレゼン資料作成におけるTipsだけではなく、準備段階で気をつけること、聴衆の関心を引きつける、など一連の作業をカバーしており全体感を把握するのにちょうど良い。細かいTipsに関しては、Webでたくさん情報があるので探してみると良い。TEDのスピーチも大変参考になる。

<チームビルディング / Team building>

ピープルウェア / Peopleware
(お勧め理由 / Reccomendation reason)
ソフトウェア開発のチームリーディングについて中心に書かれていますが、普遍的なチームの作り方・運営の仕方が述べられていると思います。官僚主義に陥らず、チームの創造性を最大化するにはどうしたらよいか・・・そういったことについて、いくつかの示唆を得られます。

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ! / REINVENTING WORK SERIES - The Project 50

(お勧め理由 / Reccomendation reason)
広義のチームビルディングとして、プロジェクトマネジメントも含めると、この本は結構ワクワクしました。それと同時に、課題を広い視野で捉えることで新たな問題を定義するということにも触れており、コンサルティング的な要素も含まれています。

人を動かす / HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE
(お勧め理由 / Reccomendation reason)
超王道の一冊。どの原則も大事だと思いますが、「重要感を持たせる」「人の立場に身を置く」「誠実な関心を寄せる」の3つは、特に好きで意識するようにしています。最近はマネージャーという立場になり、もっと「ほめる」ということが大事だなと感じているところ。

(2018年4月追加)

プロの学び力

IBM先輩の著作。内容的に全部この通りにやらなくても良いのですが、情報収集・定着のやり方などは、いつになっても使えるので「キャッチアップ力」を磨くのに、読んでおくと○。そもそもの知識を収集・定着化するための一つの手法で気に入っています。

 

良い道具にこだわる

これは一般的にも言われることですが、良い道具にこだわる、ということは生産性やモチベーションを向上するためには、けっこう大事なことかと思います。例えば、僕も愛用しているPCマウスが先日故障してしまい、代替品で仕事をしているのですが、なんとなく気分が乗らないし、生産性も少々低下しているような気がします。

「よし、じゃあ良い道具にこだわっていこう!」となる前に、いくつか考えるべき事があったので、今日はそれを共有したいと思います。

そもそもこだわるべき道具は何か?

何事もまずは対象を明確にするのが大事です。何でもこだわるというのも良いかもしれませんが、お金も限られるのが通常なので、自分がこだわるべきものは何なのかを最初に考える必要があります。まず検討すべき軸を置いて、段々と具体的に考えていくのが良いでしょう。<例:考える際の軸>

  • 利用シーン(仕事、日常生活、移動、趣味)
  • 使用する場所


出発点は何でも良いのですが、網羅的になっているかを気をつけましょう。後になって、「本当は枕にこだわるべきだったのに!」ということにならないように・・・。また、ちょっと難しいですが、現状の問題に焦点をあてて考えていく方法もあります。

そして次の段階として、列挙した道具を評価していきます。こだわるべき道具を見つけるのだから、

  • 使用頻度・時間
  • 思い入れの強さ


のような軸で検討すると良いかもしれません。時間という定量的な指標と、自分の好みという定量的な指標の2つで評価すれば分かりやすいです。
例えば、「使用頻度が高くて、思い入れも強い」のであれば、こだわるべき道具と言えるでしょうし、「使用頻度は低いけど、思い入れは強い」というギャップのある状態であれば、「本当はそれほど使っていない。そんなに凝るべきものではないのかも・・・」という自問自答の機会にもなります(笑)

コンサルタントの僕にとっては、最も重要な道具は、PC、マウス、ノート、ペンです。PCについては最近、新しいラップトップがあったほうが良いかもなぁ、と検討中。また、考え事を促進する点では、家にホワイドボード(会議室にあるやつです)を導入しました。ひとりブレスト、ちょっとしたスケジュールの整理、資料の下書きなど用途は無限。大変重宝しています。

こだわる、の方向性とターゲット

これは道具によって違いますが、製品評価軸に近いかもしれません。"こだわる"という概念を少し掘り下げてみると、こんな感じ。

  • 高価である
  • 機能性が優れている
  • 見た目がカッコイイ
  • 世の中で人気が高い etc.


機能性を重視する、と決めてしまえば見た目は気にしなくても良いでしょうし、流行に乗る!みたいな方針であれば、多少使いにくくても良いでしょう。目指すべき方向性を違えると、後で後悔するものです。ターゲットというのは、具体的な製品だったり、価格帯を考えるということですね。

いつ揃えるべきか?

ロードマップというと大げさですが、お財布事情や生産性の向上(効果創出)を見据えて、じゃあ何をいつまでに揃えたいか、揃えるべきかということを検討しましょう。もちろん、全部今すぐ揃えられるなら、大人買いしてしまうのもアプローチとしてはアリですよね。
そして肝心なのは、移行の計画。一気に入れ替えられないものや在庫が大量にあった場合はどうするか。こういうことを考えないと、使っていないものが溜まっていく一方になります。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「弘法筆を選ばず」とも言いますが、冒頭に申し上げたとおり、僕個人の意見では生産性やモチベーションへの影響って、バカにできないものがあると思います。かといって、何でもかんでもこだわりぬくというのは庶民には難しいので、そこはまず到達すべきレベル感を決めて、かつメリハリをつける。そして、計画的に揃えていく・・・。

うーん、ホント仕事でやることと同じです(笑)
何事も段取りが大事ということで!

はてなさんの人材育成あれこれ

ここ数週間、仕事とライフワークを兼ねて、インターネット系企業のエンジニアのキャリアを調べていたのですが、はてなさんにもお邪魔して、色々とお話を伺ってきましたので、まとめておきたいと思います。


結論を言ってしまうと、Webの記事や口コミでお話されている内容と乖離もなく、Webが大好きで成長意欲の旺盛なエンジニアには、まさに天国…ではないかと思った次第です。


※当インタビュー内容の掲載については、はてなさんより許可を頂いております

はてなが求めるのは、スキルが高いのはもちろんのこと、プログラミングとはてなが大好きな人!

自分自身がはてなのサービスのユーザーであり、ユーザー視点で楽しく働く・開発して行けることが大事。

エンジニアを育てる・評価する仕組みも緩やかだが確立されている

育成に関しては、トレーニングを設けるというよりも「背中を見て育ってもらう」という哲学を持っている。また、業務やキャリアについて相談する場も豊富に用意されている。制度としては、「シニアエンジニア」というメンター制度導入が例としては分かりやすい。月1回は、はてなロールモデルエンジニアとインタビューをする機会があり、人材のケアにもとても力を入れている印象だった。

評価に関しては、仕事そのものの成果+行動スキル+専門スキルの3つの視点で行っている。面白いのは、自己評価はもちろんながら、同僚からの評価も含めて総合的に判断する点。特に、大きな要素としては"影響力"を見ているという。例えば、専門家としてIT業界全体への貢献をしているとか、スキルを活用して社内の業務改善を進めたか、など。

社内の雰囲気はわりとのんびり

エンジニアは裁量労働制で作業時間も自己管理する文化がある。だらだらと遅くまで仕事をする人はほとんどおらず、20時前には切りあげて自身の勉強や勉強会への参加などを行っている人が多いという。いわゆるSIベンダー的なハードワーク文化とはずいぶん異なっている。

まとめ - 僕の所感と今後の展望

某有名IT企業を蹴ってでも入社するエンジニアもいらっしゃるとのこと。すごく愛されている会社でありサービスなんだな、と改めて感じました。一方で、採用基準もとても厳しい。職業エンジニアや初心者は、そもそも入社不可能…。(元エンジニアの端くれだったととはいえ、僕は入社不可能な感じでした^^;)

今回の取組では、はてなさんだけではなく他インターネット企業・テクノロジー企業にもお話を伺ったのですが、どの企業も独特の価値感を持って採用・人材育成に当たっているという印象。もちろん、共通している点もあり、それがこういった企業の空気感なんだな…ととても興味深く感じました。


ここから、事業会社におけるシステム部門のキャリアモデル構築にどのように繋げていくのか、まだまだクライアントとも議論を重ねていきますが、一つのモデルケースとなるよう取り組んで行きたいと考えています。