たいそれたタイトルだが、噂のラーメン二郎相模大野店に行ってきただけだ。
うちの研究室にも何人も中毒者がいるラーメン二郎。ちなみに彼らのことを巷では”ジロリアン”というらしい。量が多いとか、豚がすごいとか色々な噂を聞いていたが、ついに対決の日がやってきた。
研究室7人で乗り込んだわけだが、俺を含めた先方3人は「大豚」で勝負に出た。俺は初体験でどんな強敵が現れるか見当もつかなかったが、並み居る客どもがみな大を頼んでないのを見て、うすら寒い恐怖を感じていた。隣に座っているタッシーはさすがジロリアンレベル5。まったくもって落ち着いたもんだ。もう一人の先鋒はラーメンが出てくる前から、真剣に相対するような雰囲気を湛えていた。目がマジだ。
いよいよ、うどんのような麺があがり、対決のときは来た。店主の試合開始を告げる声が聞こえる…。
「にんにく入れますか?」
「やさい、にんにくでお願いします」
さあ、試合開始だ。
初めて見るなま二郎。なんとこれが…。確かにすごい肉! にくそん!!(違
すごい野菜!! そして、麺多すぎ!!
ふぉおおおおお!!!
こんなに食えるんか??!
おもむろに箸を進めていく。なかなかうまい。この太麺と肉のコンビネーションはまるで角煮とご飯くってるようだ。着々と麺は減っていき、半分くらいの量に。しかし…
麺が減ってねぇ・・・・
なんと行き過ぎた麺の量か。まだまだ山のようにある。
ここで負けるかとさらに箸を動かす。だんだんとにんにくの強烈な味で味覚が麻痺してきた。そして腹も膨張をはじめ、ついに久方ぶりにズボンのベルトを緩めることに…くっ。
結果として、一番乗りで食べ終えたが、残ったのはおいしかったという満足感ではなく、強大な敵に勝ったという達成感と満腹な腹だけ・・・・・・
勝利とはむなしいものだ(違
※もうしばらくラーメンいりません。