さとまも談義|テクノロジーと体験とアートと

テクノロジーとビジネスと人の関係性にずっと興味があります。アートやダイバーシティのキーワードも含めて、世界がどう変わっていくか、変えていけるかをお酒を飲みつつ考えるブログ

それ売れるの?という本質的な問い

ブログ書くのご無沙汰です。

さとまもです。元気です。

 

さて、ここ一年新しいソリューションの企画支援や立ち上げ、自社のオファリング整備に携わってきているのですが、ここ最近、クライアントとの会話もチームとの会話も、こればっかり言ってる気がします。

 

で、それって売れるんですか?

 

1週間の半分くらいはこれしか考えてません。

いまだかつてないほど、プロダクトやサービスらしきアプリケーションを作るのは簡単な時代になりました。

その一方で、使ってもらえる確率というのは、相対的に低くなってきており、何と無く新しいテクノロジーを使って何かやりたい…というニーズはよく聞くのですが、パッと聞いた感じ、売れるのかな?  そもそも使われるのかな? と感じる場面が増えてきました。

 

基本的な概念としては、売れる=多くの人に使ってもらえる、ということ。多くの人というのは、闇雲なマスユーザーというわけではなく、ターゲット顧客のうちの収益が取れる一定の割合が支持してくれるということです。

 

このあたりの感度って、商売の勘とも言えますが、けっこう身に付けるのが難しいのだな、と。僕自身、別に得意でもなんでもなく、ただその問いに対して向かい合っているだけです。

典型的なコンサルタントとして成長していくと、整理するとか統合化して意味付けする、ストーリーを見出すということはできるようになるのですが、売れるかどうかを見極めるのは、またかなり違う嗅覚、能力が必要だなぁと。

 

課題は大きい方が取り組み甲斐があるということで、つぶさに見つめながら、一つ一つ具現化していきますか。

 

仕事も思考も、小気味好く、拍子をとってやらないとね。