さとまも談義|テクノロジーと体験とアートと

テクノロジーとビジネスと人の関係性にずっと興味があります。アートやダイバーシティのキーワードも含めて、世界がどう変わっていくか、変えていけるかをお酒を飲みつつ考えるブログ

 最近の居酒屋の傾向


ここのところ幹事をすることが多いので、よく「ぐるなび」や「ホットペッパー」を眺めています。

自分では、あまり居酒屋に行かなくなったこともあり、久々に調べてみると、世の傾向は変わってますね。

なんというか、凝った居酒屋、ダイニングバーが増えているな〜という感想。

株価も伸びているらしい、「絵本の国アリス」の系列とか。

自分が大学生になった頃は、やっと和民がメジャーになってきた頃で、チェーンの居酒屋が盛り上がってきた時代でした。

そこから数年経つと、ガヤガヤした居酒屋から、ダイニングバーだとか、ちょっと落ち着いたお店が好まれるようになります。
働いていたところだと、「わん」とか。

その流れを受けて、モンテローザは「笑笑」、ワタミは「坐・和民」を拡大してきました。


それじゃ、今は?


いまはちょっと落ち着いてムードのある飲み屋は、巷に溢れてますね。

それじゃ、何が差別化要素になるのか?

大きく、二通りあるような気がします。
これは自分自身の趣向の変化も影響していますので、あくまで一コメントです。


一つは、よりこだわった演出を提供する形態。
前述した「迷宮アリス」系列なんかがよい例かと思います。
コンセプトの確立と世界観の醸造がポイントなんだろうな、と思ってます。
ややお値段は高いような気がしますが。
出展場所も、銀座や新宿?とか少しお財布に余裕がありそうな地域を狙ってますね。


一方で、フードインスペクター(覆面調査)をやっていて思うのが、接客をしっかりしているお店。
これは広告だけでは表現しきれないValueなので、なかなか集客は難しいかもしれませんが、一度来たお客様のリピート率は非常に高いと思います。
昔から僕らも言われたのが、「リピーターを増やすのが店舗反映の鍵だ」ということでした。

現場を離れて、お客様の立場に立ってみると、これほど接客の影響があるのかと、自分でも驚く瞬間があります。
こういう地道な努力を重ねているところは、きっと伸びていきますね。
やっぱ宣伝しやすいし。


そんな居酒屋業界の動向が気になった今日この頃です。


さて、こんな話がエンジニアとして何の役に立つか、ですが…

これは思いつきで書いているので、すごい意図とかありません(笑)
すいませんでした。


でも、売れている物が何か、なぜ売れているのかを考えるのは、すべての業界・業種で必要なことと思いますので、どこか遠くでITと繋がっていると、ご容赦ください。