IBMから法人向けソーシャル・ネットワーキング・ツールが発表された。
すでにイントラでは運用されているが、まだまだ利用者数は少ないというのが現状だろう。
すでに市場にはSNSツールやサービスが展開されており、優れたシステムやオープンソースも多数だ。これらに対して、どのような差別化が図られているのだろうか。
これらのツールは、より強固なセキュリティ機能や情報の監査機能を追加するなど、企業内での利用を想定して最適化されている
(IBMのLotus部門ゼネラルマネージャーMichael Rhodin氏)
とはいう言葉からも読み取れるように、IBMの戦略は市場に出回るSNSではなく、会社内のコミュニケーションツールとしてのSNSであり、イントラ構築などの際に、インフラ・ソフトウェア+αとしての導入を狙っているのだろう。
All in one が売りなIBMとしてはSNSも持っておきたいツールの一つなのだろう。
まだ詳細はよく調べていないが、得てしてアメリカ人の作ったソフトウェアは感性が違っていて使いにくいことが多いので、どんな改良が加えられていくのか楽しみではある。